保護者の方へのお願い

【歯科医院に行く前】

・歯医者をおどし文句にしない

普段から「歯医者さんでイタイイタイしてもらうよ」「お片付けしないと歯医者さんに連れて行くよ」「言う事を聞かないと歯医者さんで歯を抜いてもらうよ」などと言わないでください。
お子さんが「痛い」と言われた時は、「お口の中のバイキンを歯医者さんでやっつけてもらおう」などと言ってあげて下さい。

・ウソをつかない

「見るだけ」「痛くない」と言わないでください。
もし治療をしないといけなくなってしまった時に、子どもは「見るだけ〜」ってお母さんが言ってたのに、先生は怖いことをすると、騙されたと感じてしまいます。
もし言ってしまった場合はスタッフにお伝えください。

・不意打ちで連れて行かない

行きたがらないことを心配して何の説明もなしに連れて行くと、心の準備ができず身構えてしまいます。
そうなると必要以上に歯医者を怖がるようになってしまいますので、数日前には伝えて心の準備をさせましょう。

・子どもの予定に合わせる

お腹がすいていたり、眠たかったりする時は避けましょう。
また、いつも友達と遊んでいる時間帯も避けるなど、お子様の機嫌が良い時間帯を考えて予約を入れましょう。

【歯科医院に来たら】

・付き添いの方がリラックスする

子どもは大人の心配や緊張を敏感に感じ取ります。
そのため、付き添いの方がリラックスして「歯の治療なんて全然平気だよ」という雰囲気でいてあげてください。

・途中で連れて帰らない

診療台に座るなり、大声で泣いたり、暴れたりする子どもを見て
「かわいそうだから…」と連れて帰らないでください。
「嫌なことは泣いたり暴れたりすれば、やめられる」という意識を子どもに与えてしまいます。

【診療が終わったら】

・うまくいかなくても叱らない

歯科医院独特の雰囲気や音に驚いて泣いてしまうことがあります。
そのまま診療が続けられない場合もありますが、けっして叱らないであげてください。

・「痛い」という言葉を使わない

「痛かった?」と何回も聞かれると痛くなくても痛いと感じて泣いてしまうことがあります。
診療中に痛みを我慢しているように見えても、聞かないようにしましょう。

・治療が終わったらほめてあげる

治療が終わったら「よくがんばったね」「○○君は強いね」「○○ちゃん、じょうずにできたね」など声をかけてあげましょう。
自信がつき、次の診療への意欲につながります。

・次回の予定を伝えましょう

カレンダーに○を付けるなど、次はいつ歯科医院に行くのかをわかりやすくしておきましょう。
かわいいシールを貼るなどして、少しでも歯科医院に行くのが楽しいと思ってもらえるようにしましょう。

当院では、泣いたり、こわがったりしているお子様がご来院したら恐怖心を取るために機器の説明、練習をしてから治療を始めます。

1.使う機器について説明

治療に使う機器はどんなものかを、わかりやすく説明します。
何をされるかわからないままだと怖いものです。

2.治療の練習

先程説明した機械を実際に口の中に入れたりして、どうやって治療を進めていくのかやってみます。
実際に空気や水を出すなど機械を動かし、お子様に慣れてもらいます。

3.治療

しっかりと練習したら本番です。
治療中も「風があたるよ」「水をかけるね」など、お子様が不安にならないように声をかけながら進めていきます。

どうしても嫌がって、イスに座らないお子様には...

院長とお子様が1対1で話をし「どこが痛いか」「何が怖いか」などを話し合います。
お子様が自分からイスに座るまで、じっくりと話を伺います。

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