歯並びや噛み合わせが悪いと・・・

1、食べカスがたまりやすく、歯磨きもむずかしいので、むし歯や歯周病になりやすい。
2、発音がうまくできないので、会話がしにくい場合がある。
3、うまく噛めない、嚙み切ることがしにくかったり、噛む場所が少なかったりすると十分に食べ物を小さくすることが出来ない。
4、歯並びや噛み合わせが悪いと、それがコンプレックスとなって、大きく口を開けて笑ったり、喋ったりするのに消極的になりやすい。

なぜ歯並びが悪くなってしまうの?

歯並びが良くないと見た目だけでなく、言葉を話したり食べるのが苦手になってしまいます。
また姿勢が悪くなり、成長に影響を及すこともあります。
歯並びは遺伝によるものもありますが、生活習慣や悪い癖が大きな原因です。

歯並びが悪くならないようにするには!

1.習慣を正す

人は誰でも日常生活の中で無意識に行っている様々な良くない習慣があります。
もし下記の様な癖があれば、やめましょう。

2.よく噛む

骨の成長期によく噛まなくても食べられる軟らかいものや、飲み物で流し込むような食べ方をしていると、顎が充分に発達しません。
顎が発達せずに小さいままだと、歯が並ぶだけの十分なスペースがなく、凸凹とした歯並びになってしまいます。
しっかり顎の骨を成長させるためにも、よく噛む習慣を身につけましょう。
また、前歯で噛み切ることも顎の成長には重要なので、噛みごたえのある食材を使ったり食材を大き目に切るなどしてください。
噛む能力は生まれつき備わっているものではなく、毎日の食事によって覚えていきます。
「これおいしいね」、「今日はこんなことがあったんだよ」などのコミュニケーションをとりながら楽しく食卓を囲んで、楽しみながらよく噛むことができれば、自然と習慣になり健康にも繋がっていきます。

3.鼻で呼吸する

口で呼吸をすると、呼吸のために舌の位置が下がってしまいます。
舌が下がると上の顎が拡がらないため、歯の萌えるスペースがなく、ガタガタになってしまいます。
また、呼吸をするために口が開いたままになり口の中が乾燥してしまいます。
さらに、口は鼻と違って鼻毛や鼻水というフィルターがない為、空気中のホコリや細菌やウイルスをすべて吸い込んでしまい風邪をひきやすくなったり、アレルギーが出たりすることがあります。
まずはお子様が口呼吸になっていないか注意して見てみましょう。
「気がつくと口が半開きになっている」、「口を閉じるとあごに梅干しのようなシワが出来る」、「鼻が詰まることが多い」、「寝ている時にいびきをかいたり無呼吸になる」などがあると口呼吸をしている可能性が高いです。
気づいたときには「お口閉じようね」などと注意してあげてください。

定期的に検診を受けましょう

当クリニックでは診察をさせていただいたお子様は3か月、大人は6か月に1回のタイミングでご希望の方に定期検診の案内を送っております。
定期検診ではお口の中をチェックし、むし歯はないか、プラークや歯石がついていないか、歯ぐきや骨に異常はないかなどを確認し、お口の中のお掃除をさせていただいたり、歯磨き指導や、歯並びの治療の時期などもご提案いたします。
その他、診せていただいた際に気になった箇所をお伝えし、今後のメインテナンスについて相談させていただきます。
むし歯は早く発見すれば小さく詰めるだけの治療や治療せずに済むこともありますので、痛みがなくても訪れてみてください。

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